空気圧アクチュエータ -空気圧シリンダの分類

空気圧アクチュエータ – シリンダーの分類については、オートエアーがご紹介します。

1. シリンダの原理と分類

シリンダー原理: 空気圧アクチュエーターは、空気圧シリンダーやエアモーターなど、圧縮空気の圧力を機械エネルギーに変換するデバイスです。直線運動と作業を実現するのが空気圧シリンダです。回転運動と作業を実現するガスモーター。シリンダは空気圧変速機の主要なアクチュエータであり、その基本構造は単動式と複動式に分けられます。前者では、圧縮空気が空気圧シリンダの一端から入り、ピストンが前進し、他端のバネ力または自重によってピストンが元の位置に戻ります。後者のシリンダーのピストンの往復運動は圧縮空気によって駆動されます。空気圧シリンダは、エアシリンダキット、空気圧シリンダアセンブリキット、スチールピストンロッド、空気圧アルミニウムチューブ、クロムピストンロッドなどで構成されています。

シリンダーの分類

シリンダは、比較的低コスト、設置が簡単、構造が簡単など、さまざまな利点があるため、空圧オートメーションシステムにおいて最も広く使用されているアクチュエータでもあります。シリンダーの主な分類は次のとおりです。

1) 構造によれば、次のように分かれます。

A ピストンタイプ(ダブルピストン、シングルピストン)

B ダイヤフラムタイプ(フラットダイヤフラム、ローリングダイヤフラム)

2) サイズに応じて、次のように分けられます。

マイクロ(ボア2.5~6mm)、スモール(ボア8~25mm)、ミディアムシリンダー(ボア32~320mm)

3) インストール方法に応じて、次のように分かれます。

固定

Bスイング

3) 潤滑方法により次のように分けられます。

A 給油シリンダ:シリンダ内のピストンやシリンダなどの可動部に給油します。

B シリンダーに油が供給されていない

4) 運転モードに応じて、次のように分類されます。

一人芝居

B複動形

2: シリンダの選択と使用

シリンダには多くの種類と仕様があり、適切なシリンダを選択することで空気圧システムを安定して動作させることができます。シリンダを選定する際の注意点は以下のとおりです。

1) シリンダーの主な作動条件

使用圧力範囲、要求負荷、作業工程、使用環境温度、潤滑条件、取付方法など。

2)シリンダ選定のポイント

A シリンダ径

Bシリンダーのストローク

Cシリンダー取付方法

D シリンダー吸排気ポートダクト内径


投稿日時: 2022 年 3 月 28 日